日本学生支援機構の奨学金に関する3題
本日は、2019年5月のFP技能士試験の過去問を解説します。
合格後のさらなる知識向上にも、役立てて下さいね!
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■ 2019年5月 FP技能士2級 学科 問9より
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【問題】
1.(注:日本学生支援機構の奨学金に関して)給付型奨学金を申し込む者は、所定の基準を満たせば、併せて貸与型の第一種奨学金および第二種奨学金を申し込むこともできる。
【解答と解説】
この記述は適切です。
給付型奨学金と貸与型奨学金は、併用することが可能です。
給付型奨学金は返済不要な点が大きなメリットですが、奨学金の金額だけで学業のやりくりは困難な金額です。
なので、給付型と貸与型を併用するのが現実的、というケースも多いものと思います。
【問題】
3.(注:日本学生支援機構の奨学金に関して)貸与型奨学金の返還が困難となった場合、一定期間の返還を猶予する返還期限猶予を申請することができる。
【解答と解説】
この記述は適切です。
例えば災害、傷病、経済困難、失業などの事情が生じて、返還が困難な状況となれば、返還期限の猶予を申請することができます。
ただしこれは、返済を待ってもらう性質のものなので、返済金額を免除してもらえるわけではありません(パンフレットでもここは強調されています)
なお、申請すれば必ず猶予されるわけではなく、日本学生支援機構が承認することで正式に猶予決定となります。
【問題】
4.(注:日本学生支援機構の奨学金に関して)海外に留学する場合でも、所定の基準を満たせば、給付型奨学金や貸与型奨学金を利用することができる。
【解答と解説】
この記述は適切です。
「海外留学奨学金」という奨学金制度のことですね。
問題文の通り、海外留学の場合にも利用できる奨学金制度として、この制度が用意されています。
詳しいことは、日本学生支援機構の下記サイトをご覧ください。
https://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_a/scholarship/index.html
問題の解説は以上です。
こちらでは、最近増えている新傾向の問題や、市販テキストに記述がなく
独学で対策しづらく得点しにくい問題を中心に解説しています。
標準的な問題は、日々の独学で乗り越えられるはず!
それに加えて、このようなちょっと難しい点も、補強し積み重ねていけば、
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今後も定期的に、過去問を解説していきます。お楽しみに!
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